八十島神事

麻と絹の羽衣が大事にされている、大嘗祭もとても気になっていますが

今年にはいって八十島神事がとても気になっています。こちらも天皇関係の祭祀で

大阪の灘波津・羽衣と琴に関係します。素材は梶(楮・昔の木綿ゆふ)とも耳にしています。

メモがてら詳しくかいているサイトをリンクしますね^^

 http://y-tohara.com/settu-ikutama.html

(生國魂神社と八十島神事のお話)

 

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“神祇官が弾じる琴の音に合わせて、女官(生島巫であろう)が御衣の入った筥を開いて振り動かす”こと(招魂呪術)であったことからみて、この祭祀は、新天皇治世の最初に当たって、大八洲と総称される八十嶋の霊を招いて筥のなかの御衣に憑依させ、それを新天皇の身体に付着させることで、国土の支配者としての資格を呪術的に保証しようとする祭祀であったろう、という。
 因みに、琴を弾ずるとは音楽を演奏するのではなく、その単調な弦の響きによって神(又は霊魂)を招き寄せる手段であり巫女を憑依状態にする手段でもある。また御衣は、天皇の身体を包むものであるとともに、玉体を象徴するものとして天皇そのものとみなされていた。(転載です)